ドライヤーは使った方がいいのか?と髪の毛のプロである美容師に質問すれば、「使いましょう」と答えます。
自然乾燥派の意見としては
「ドライヤーを使うと乾きすぎてパサつきがでてしまいそう」
「ドライヤーを使うのがめんどう、、、」
「熱風はダメージになるから自然乾燥のほうがいいと聞いた」
と言ったところでしょうか。
一方、ドライヤーを使う派の意見としては
「ドライヤーで乾かさないと寝ぐせがついてしまうから」
「濡れたままだと風邪をひきそう」
「ドライヤーは使ったほうがいいって聞いたから」
などなど。
様々な意見があると思いますが、ヘアケアの面においては、絶対的に乾かす事をオススメします。
洗い終えた髪の毛は、髪の毛内部の水分や栄養分が流れでないようにする役割をしてくれるキューティクルという蓋が開いているため、とてもデリケートな状態です。
そのため自然乾燥だと次のような状態が考えられます。
・キューティクルが開いたままになってしまい、乾燥しやすくなる
・寝れたまま寝てしまうと、髪の毛同士や枕との摩擦でキューティクルが剥がれダメージにつながる
・髪の毛だけでなく頭皮も雑菌やカビが繁殖しやすい条件がそろってしまっているため、フケやかゆみ、不快なニオイの原因になる
・頭皮が冷やされ血行が悪くなり、栄養分が隅々まで行き届きにくくなるために毛細り、抜け毛の原因につながる
このように、ドライヤーをかける事は髪の毛だけでなく頭皮にも必要ということになります。
ただ、ドライヤーの高温の熱風はあてすぎるとダメージにつながるのも間違いではありませんので、正しい使い方をすることが重要です。
【髪の毛の上手な乾かし方】の項で説明をしていますので、ぜひ参考にしてみてください。
例外として、スタイルによっては半乾きでやめた方がいい場合もあります。例えば、ウェーブスタイルに仕上げたい時。これは濡れた状態のクルッとカールの聞いた形を維持したいので、半乾きでスタイリング剤を付けて終わりにしたり、毛束感を強調したい場合にも、半乾きからスタイリング剤をつけた方がやりやすい場合もあります。
それらは美容室でのスタイリングアドバイスに基づいて選択していただければと思います。
ただし、「 半乾き 」というくらいですから、その時でも地肌はドライヤーを使って乾かすことをオススメしています。
上手なホームケアを行って、キレイなヘアライフを楽しんでいきましょう。