環境省のサイトでは以下のように説明されています。
カーボン・オフセットとは、日常生活や経済活動において避けることができないCO2等の温室効果ガスの排出について、まずできるだけ排出量が減るよう削減努力を行い、どうしても排出される温室効果ガスについて、排出量に見合った温室効果ガスの削減活動に投資すること等により、排出される温室効果ガスを埋め合わせるという考え方です。イギリスを始めとした欧州、米国、豪州等での取組が活発であり、我が国でも民間での取組が拡がりつつあります。
地球は、太陽の光(熱エネルギー)が当たって地球の表面や大気が温まりますが、そのままでは宇宙へ熱が逃げて冷えてしまいます。そこに温室効果ガスがある事で、熱の一部が逃げずに温度を保つことができます。
温室効果ガスは、熱を吸収し、再び放射する性質をもっているので地面を程よく温めてくれるのですが、今、地球では人間の活動により温室効果ガスを大量に排出しているため、熱が地球表面を暖め過ぎ、気温が上昇しています。このことを地球温暖化といいます。
気象庁では【人間活動によって増加した主な温室効果ガスには、二酸化炭素、メタン、一酸化二窒素、フロンガスがあります。 二酸化炭素は地球温暖化に及ぼす影響がもっとも大きな温室効果ガスです。】としています。温室効果ガスは、あらゆるところから排出します。
自動車、飛行機、エアコン、テレビ、冷蔵庫などの電化製品を使えば使うほど大量の二酸化炭素が排出されます。
森林は、二酸化炭素を吸収し、酸素を出してくれるのですが、農地化、薪炭材利用の増加などで伐採し森林が減少したのも温室効果ガスが増えている原因と考えられています。
地球温暖化が進んでしまうと、地球はどうなるのでしょう。
このまま地球温暖化が進めば、2100年ころには、地球の温度は、1.1℃~6.4℃上がると言われています。海面も18~60センチ上昇すると言われています。
寒い日が減り、暑い日が増える、異常気象の増加、大雨の増加、作物の収穫量の低下やほかにも、私たちの健康被害にもたくさんの影響が出てしまいます。
AVEDAの工場では100%風力発電による生産、スプレーもカーボンオフセットの考えに基づき、環境に負担をかけない原料として、化粧品会社で初の、スキンケア、スタイリング製品に100%再生PETを使用したり、現在はバイオプラスチックの勝つように取り組むなど、さまざまな環境保全に基づいた企業運営を行っています。
毎年4月の一か月間をアースデイ月間と定め、各サロンでも環境保全活動、募金活動を行っています。募金は、世界中できれいな水を守る活動の支援に当てられています。