まず、ご自身の結婚式が決まったら髪の毛を伸ばしましょう。
髪の毛が長い方がアップスタイルのバリエーションが増えます。
やはり短かったり、レイヤー(表面に段を入れる)が入りすぎたりしていると、出来ないスタイルも出てきてしまいます。
髪型がまだ決まっていない場合は、まず伸ばしましょう。
ただ、髪の毛を伸ばすのには忍耐が必要ですよね。絡まったり、手触りが悪くなったり。
ですので、キレイに伸ばすためには次のような事に気を付けてください。
式の準備を進めていく過程で、髪型を決めると思います。
その時、担当の方に長さはどのくらいの長さがあれば平気か、重さ(量、レイヤー)はこのままで良いのかを確認してください。
あまりに長すぎたり、重たすぎてもヘアスタイルを作りづらい場合があります。
美容室に行くときには担当の美容師になんと伝えればいいのかを聞いておくと、無駄なくカットができ、日常のストレスも軽減できると思います。
※ブライダル関係の方から聞いた実際にあった話として、ヘアスタイルやドレスをすべて決めて、いざ式当日になってみると、なかったはずの前髪をつくってきて予定の髪型にならなくなったというエピソードがあります。まさか、と思っていても結婚式前はナイーブになって冷静な判断がきかない場合もありますので、思い付きでのスタイルチェンジは気を付けましょう。
ヘアカラーについても、メイク、ドレスとの色合わせがありますので、ドレスの色、メイクの色も決まっているのであれば、伝えられるようにしておきましょう。全て決まっているのであれば写真を撮っておくのがベストです。
同じ系統の色でも強さ(鮮やかさ)によってはぶつかることもありますし、普段は着ないような系統のドレスだった場合に、カラーチェンジをした方が良い場合も出てきます。
日にちに余裕があるのであれば、1か月前くらいに予定しているヘアカラーで染めておいて、挙式の少し前に根本のリタッチ(伸びてきた根本部分だけを染める)カラーをするつもりでいると、失敗がありません。色の抜け具合を見てリタッチではなく全体を同じ色で染めなおしてもよいですし、万が一、色の修正をしたい場合でも、前回の色を参考にもう少し暗く、明るく、色味を強くなどの修正ができます。
準備段階でのヘアメイクリハーサルを省略される方もいらっしゃるようですが、メイクもヘアスタイルも、いざ合わせてみるとイメージと違ったという事なども出てくる可能性がありますので、なるべく確認しましょう。
そして挙式前に美容室に行くのは挙式当日の1週間~10日前頃に行きましょう。あまり、直前すぎるイメージと違った場合に修正が間に合わないこともありますし、なじみが悪い場合もあります。
そして、結婚式前夜は、いつも以上にトリートメントをして髪の毛を少しでも、きれいに見せたい!という気持ちになると思います。ですが、その気持ちはわかるのですが、あまりサラサラの状態だとカールが取れやすく、アップにしづらい場合がありますのでいつもと同じヘアケアをしましょう。
一生に一度の結婚式ですので、自分が納得したヘアメイクでにするためにも、希望の髪型がある場合は必ず、写真を持っていきましょう。
髪型以外にも当日、つける予定のアクセサリー、ドレス、髪飾り、希望の雰囲気がある場合はすべて、ヘアスタイルを担当する方に見せて共有しましょう。写真でも大丈夫です。
ドレスに合わせてバランスを調整してくれたり、もし希望の髪型がない場合でも、その他の条件に合わせたスタイル提案をしてくれるはずです。