【ドライヤーは使った方がいいのか?】で説明した通り、ヘアケアにおいてドライヤーは重要ですので、髪の毛の上手な乾かし方を説明してみたいと思います。今回はブラシも使わないで乾かす時の乾かし方です。
1.タオルドライ
2.ドライヤーで7割ドライ
3.形を整えます。
4.冷風をあてるます。
という流れで乾かしますので、順番に説明していきましょう。
タオルでしっかりと水分をとっておく(4~5割)
まず、タオルでしっかり水分を拭きとります。たとえば、洗濯物を脱水せずに干してもなかなか乾きませんよね。髪の毛を洗濯機にいれるわけにはいきませんが、ドライヤーだけでは時間がかかりますので、タオルでしっかりとふき取ります。
最初は指を立てるようにして、タオル越しに指先で頭皮を感じながら拭きます。それから髪の毛。注意点としては、髪の毛が擦れないように、叩くようにです。タオルに水分を移すようなイメージです。
根元を乾かしてから徐々に毛先の方まで乾かしていく(6~8割)
タオルで5割は乾きますが、まだまだ湿っている状態だと思います。
乾きムラになるとうまく仕上がりませんので、全体的に7、8割まで乾かしていきます。このとき、ほとんどの場合、毛先は乾きやすく、根元は乾きにくいですので、まずは根本から乾かします。毛先→根元の順で乾かすと根元を乾かしている間に毛先は更に乾いてしまいます。毛先を乾かしていたら根本が乾きすぎた!という事は少ないので、根元→毛先の順で乾かします。
※前髪に生えぐせを直したい場合や、ボリュームが気になる人は、先に調節します。
ポイントは根本を乾かすときです。フンワリボリュームが欲しい人は、髪の毛を起こしながら乾かします。生えている向きと逆にしながらでもよいですし、手ぐしを通しながらでも結構です。ボリュームを抑えたい人は、上から、もしくは後ろから風を当ててください。
頭上からキューティクルをなめす様に乾かして形を整えます(9割)
粗熱ならぬ荒水分をとばしたら、形を整えます。目安は「 まだ湿ってるかな~ 」くらい。ここまで来たらキレイに見せるためのドライヤーです。
根本から毛先の方向に、ドライヤーをあてながら手ぐしを通します。イメージは手をすべらせて髪の毛の表面をなめすような感じです。
そうすることでキューティクルが整い、ツヤのある仕上がりになります。
逆に、バサバサ振り回しながら乾かせばバサバサな仕上がりになりますよね。同じように、まとめながら乾かしてあげれば、まとまりのある仕上がりになる寸法です。
仕上げに冷風を当てて仕上げます(完成)
自然に冷ましても良いのですが、髪の毛は熱くなっていると形が変わりやすいので、冷風を当てるとことで整えた形をキープしつつ、髪の毛が引き締まりよりツヤっぽく仕上がってくれます。
以上が、ブラシを使わないで乾かすときの基本的な乾かし方です。スタイルや髪質によっても変わってきますので、一概に全部この乾かし方がよいわけではないのですが、まとまり良く乾かすにはオススメの乾かし方ですので、ぜひ、お試しください。
自分に合ったシャンプーやトリートメントを使うことでも、くせ毛やダメージ毛の方も綺麗に乾かしやすくなりますので色々、試してみてください!