美容室に行った日はもちろん「かっこいい」「かわいい」「きれい」に見えますよね。
雑誌で見たような素敵な髪型に。
カットしたてだから。染めたてだから。さらにプロである美容師が乾かしたから。という事ももちろんありますが、そこからさらにスタイリング剤という立役者がいます。
やはり、スタイリング剤を使用して仕上げたスタイルは、それが完成形なのです。
ただ、「普段はスタイリング剤などをなるべくつけたくない」「つけない」という方もいらっしゃると思いますし、お肌が敏感で何かが肌に触れるとかゆみが出たり異物感が強くなってしまう」というような方もいらっしゃると思います。最初のカウンセリングでその旨を伺っている場合は、つけない状態で「完成形」となるスタイルのご提案が必要ですし、肌トラブルが出にくいようなスタイリング剤(またはその代用となるもの)のご提案もあると思いますので、ぜひスタイリストに相談してみてください。
よし、スタイリング剤を使おう。と思ったときに、ヘアスタイルや欲しい質感によって、「向いている」スタイリング剤も異なってきます。
スタイリング剤と一言でも、ワックスやヘアクリーム、ジェルやムース、スプレーなど色々ですね。そのなかでもセット力が強いものから弱いものまで、本当にたくさんの種類があります。正直、プロからみてもコンビニに並んでいるアイテムの説明をみて、「あなたにはコレ!」と選ぶのは困難です。使ったことがあればわかりますが、説明文を読んでみたところで、実際にどれくらいのセット力なのか質感なのか、まったくわかりませんから。
なので、担当の美容師さんがスタイリング剤を使ってくれている時には必ず聞いてみましょう。それを買う、買わないは関係なく説明してくれると思います。カワイ(カッコよ)くなりたい人に説明をするのが嫌いな美容師はいないと思います!(そう信じてます)
その時に手持ちの物があればそれを使えるかどうかも相談してみてください。
「このスタイルは動きが欲しいから少しキープ力のあるものを。でも、軽さが大事だからマット系みたいな重い質感は避けて、ライトなホイップタイプワックスがオススメですよ」 とか、 「手につくのが嫌い?ならスプレータイプとかどう?サーッとふってあとはくずすだけ。そんなラフな仕上がりもトレンドだよね☆」なんて感じで応えてくれるのではないでしょうか。
出かけるシーンによっても使うスタイリング剤は違ってきます。
・遊びに行くときはラフなマット感で無造作ヘア。
・仕事でピシっと見せたい時はハードなウェット感。
・大事な人と会うときは、女っぽくツヤ感仕上げ。
なんていう風に、手軽に印象を変えられるのも、スタイリング剤の良いところ。
髪の生え方やくせなどで、ワックスやスプレーなどをつけることで理想の形に納めることができる場合もあります。
パーマスタイルならウェーブをくっきりさせてくれたり、ゆるくなってきたパーマを復活させてくれるものもあります。
朝スタイリングしたときはうまくいっていても、お昼や夕方になったらぼさぼさになっていた。。なんてことはありませんか?風が強かったり、汗をかいたり、、エアコンで乾燥したり、逆に湿度がたかくてべたべたしたりすると髪は影響をうけて乱れていきます。
そういった外的環境から髪を守り、朝のスタイリングをキープしてくれる役割もスタイリング剤にはあります。
「ついてる感」が苦手という方も、流さないタイプのトリートメントなどで軽めのスタイリング剤として代用できるようなものもありますので、ぜひお店で相談してみてください。
最後に大事な一言。夜は、必ずシャンプーをして落としましょうね。