シラミには、何種類かいますが、子供達のあいだに発生するのは、アタマジラミです。
アタマジラミは、頭髪に点々と卵を産みつけます。頭皮の吸血をするので、湿疹やかゆみが起こります。(吸血する際に注入されるアレルギー物質によりかゆみが出ます。)
フケと見間違いやすいですが、毛にこびりつきとりづらく、よーく見ていると動くので見つけやすいです。
不潔にしているから、起こるのかと思われがちですが清潔にしていても十分に感染する恐れがあります。
子供は、幼稚園、小学校でのプールや、お昼寝のさいに頭がくっついたりしてアタマジラミが移動します。集団行動していると集団発生が起こりやすいのです。
感染した子供がそのまま、家で過ごすとほかの家族にうつる可能性が高くなります。
大事なのが、家に帰ってきて子供が頭をかゆがっていたら、まず頭皮を見ましょう。
成虫は、2~4ミリで細長く目で見ることも可能です。後頭部、側頭部、両耳の後ろ側をチェックすると卵やシラミが見つけやすいです。
シラミは、季節関係なく1年中発生しますので、夏ではないからなど油断しないほうがいいです。アタマジラミは、高温、多湿な環境が苦手で活発になるのは、秋から冬にかけてが多いのです。
子供が頭を痒がったらアタマジラミの可能性が十分にあるのでチェックしてください。
もし、お子さんがアタマジラミをもらってきたら。
シラミ専用のシャンプーを使いましょう。(アースシラミとりシャンプーやスミスリン)
もし、使っても駆除出来ているか心配な場合は、皮膚科を受診してください。
お子様が使っていたクシ、ヘアピン、ゴムは60度の熱湯につけましょう。
お子様が使っていた、枕、シーツは熱湯で洗濯し、しっかり乾燥器で乾燥させましょう。寝るのも、消毒するまでは別々で寝て洗濯ものも別にして洗いましょう。
アタマジラミは、血が吸えないと2,3、日で死滅するので、死んだ死骸は床などに落ちるので掃除機をこまめにかけましょう。ソファの縫い目などもしっかり掃除機をかけましょう。
洗濯できないものは、ポリ袋などに入れて2週間密封し放置すると駆除できます。
この間は、子供に髪の毛を洗わさせず、大人がしっかりと頭を洗ってあげましょう。
美容院では対応ができません。 まずは、皮膚科が大事です