【デザインカラーってなに?】で簡単にお伝えしたように、セパレートカラーとはインナーカラーやグラデーションカラーの中でも色のコントラストが大きいものや、毛髪をセクション(部分)で分け取って異なる薬剤を塗り分けるカラーリングのテクニックです。このため「セクションカラー」と言われることもあります。
このページでは具体的なセパレートカラーの施術例や料金・所要時間などを詳しくお伝えします。
他のデザインカラーのテクニックであるハイライトやローライトなどと異なり、2色(または3色)に染め分けた髪のボリュームが多い為、コントラストが強いほどインパクトの強いデザインコンシャスな仕上がりとなります。
ベースのカットラインにより、2色ないし3色の重なりや透け具合が変わりますので、カットのデザインと合わせてのトータルなデザインが重要になります。
コントラストの強いデザインの場合、黒髪がベースの日本人が明るい部分を作る際にはダブルカラーで作ることもありますので、事前の明るさやダメージ状況も見ながらスタイリストと相談しましょう。
上の施術例のショートヘアのケースでは、コントラストが比較的弱いこともあり、セパレートカラーとしては比較的落ち着いており、挑戦しやすいデザインではないでしょうか?
ボブのケースでもインナーカラーのデザインに近く、髪を動かしたときに内側の暗い部分が見えるような染め方です。
コントラストが弱めのセパレートカラー場合、2色のなじみもよく、陰影を強調する3Dカラーの要素が強くなります。また明るさに明確な差をつける必然がないため、ブリーチなどを使用しなくても通常のカラー剤の範囲内で染めることが可能です。(※全体のトーンを明るめに設定する場合は必要に応じてダブルカラーなどで施術することもあります。)
デザインカラーとしても主張の強いものではなく、初めての方にもお試ししやすいデザインバリエーションと言えます。
コントラストを強めに設定したデザインの場合、明るめのハイライトや全体をブロンドにするようなダブルカラーに匹敵するハイトーンのカラーリングになります。なおかつダークトーンセクションとのボリュームの点でも対比が強いため、非常にインパクトの強いデザインカラーとなります。
セクションのボリューム設定によって、見え方はもちろん変わりますがアクセサリーのような要素も強く、デザイン性の高いセパレートカラーです。
塗り分ける位置によって3Dカラーとしての働きもありますが、自然な陰影というよりはデコラティブに強調する仕上がりとなります。
セパレートカラーをされる場合、コントラストを強めにするのか弱めにするのかでお値段も所要時間も変動します。
・弱めのコントラストの場合
通常のカラー剤の範囲内で塗り分けられることが多い為、お値段も通常のカラーリング料金内、または複数カラー剤を使用する点と塗り分けのテクニック分+¥2,000~¥8,000の設定であることが多いです。
※全体をハイトーンで染め分ける場合はダブルカラーを使用することがあります。その際はダブルカラーやインナーカラーの料金設定に準じるかと思います。
(詳しくは【インナーカラーとは?】も参照ください)
所要時間は通常のカラーに+10分から30分ほどです。
・強めのコントラストの場合
ブリーチやライトナーを使用してのダブルカラーでハイトーン部分をデザインする場合、セクションの面積にもよりますが通常のカラーに+¥6,000~¥12,000ぐらいを目安にしていただくと良いかと思います。求める明るさにもよりますが、ブリーチを2,3回施すようであればその分の料金が加算されることもありますので、不安な方は事前に確認しましょう。
所要時間は通常のカラーに+30分~90分くらいの目安です。ダブルカラーでリフトアップを数回するようであれば時間は長めに見積もりましょう。明るくする面積が少なくても、薬剤が反応して発色するのに時間を要するためです。
コントラストの強弱に関わらず、事前に明るさやセクションの面積などイメージの共有にしっかりとしたクンセリングが重要ですので、お時間には余裕を持ってのご来店をお勧めします。
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