Q.染めていなのに髪の毛の色が変わるのはなぜ?

ヘアカラーをしていないのに髪の毛が明るくなってきた。毛先が茶色いなと感じる方も多いと思います。

 

メラニン色素が重要

ヘアカラーをしていない髪の毛の色は、メラニン色素によって左右されます。

髪の毛が作り出されるときにメラニン色素も含まれていくのですが、既に生えている髪の毛にメラニン色素が新たに追加されることはありません。

 

つまり、染めていないのに髪の毛の色が変わるのは、髪の毛の色の素になっている成分の「メラニン色素」が失われるかどうかが大きくかかわっています。メラニン色素が分解されたり、抜けて少なくなると髪の毛が茶色くなるのです。

※元から作られなくなると白髪になります。

 

 

色素が失われる原因

ダメージ

メラニン色素が少なくなってしまう大きな原因としては、髪の毛へのダメージが一番の原因です。

髪の毛の内部にメラニン色素があり、キューティクルで流出しないよう保護されていますが、髪の毛がダメージを受けるとキューティクルがはがれて内部にあるメラニン色素が流出してしまい、ヘアカラーをしてなくても髪の毛の色が変わってしまうことがあります。

 

紫外線

「光」にはもともと色を分解する作用がありますので、強力な光である日光に当たりすぎるとメラニン色素も分解されてしまいます。

 

 

 

 

対策方法

 

ドライヤーを正しく使う

ドライヤーが一点に集中してしまうと、熱があたりすぎてしまい髪の毛のダメージの原因になります。

詳しくは【髪の毛の上手な乾かし方】を参照してください。

 

 

 

紫外線対策をする

髪の毛は紫外線を浴びるとキューティクルや髪の毛を構成するタンパク質が破壊されてしまい、髪内部のメラニン色素が失われ日に焼けた状態になります。特に長時間の外出の際は帽子やUVスプレーをして外出しましょう。

 

 

 

物理的ダメージ

日常生活の中でこすれたり引っ張ったりすることを物理的ダメージといいます。

まくらとの摩擦や、ブラッシング、シャンプーでの摩擦なども髪の毛のダメージの原因の一つになります。

特に髪の毛は濡れている時が一番弱く傷みやすい状態なので、無理に引っ張ったりしないようにします。

 

 

その他にも、海水などの塩分、プールの塩素も髪の毛を乾燥させ、ダメージの元になります。

ダメージケアにまつわるご質問】にもいろいろと情報が載っていますので、併せてごらんください。

 

 

 

 

 

 

自分の地毛の色をキープしたい場合は、髪の毛が傷まないようしっかりとホームケアをすることも必要です。ケアの仕方についてはこちらも合わせてご覧ください。

お店でするトリートメントと家でするトリートメントの違いは?

 

 

 

 

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