Q.インナーカラーとは?

デザインカラーってなに?】でも挙げたようにヘアカラーの際単色ではなく、複数の色を使用して染めていくテクニックを総称してデザインカラーとしています。

 

そのうちのひとつである「インナーカラー」とは、通常のスタイリング(普通におろした状態)では一色に見えますが、サイドを耳にかけたり、分け目を変えたり、巻いたりしたときにベースとは異なる色が見えてくるように染める方法です。このページでは実際のインナーカラーの施術例や工程などを説明します。

 

 

実際のインナーカラー

ボブの耳周り・襟足へのインナーカラー(ダブルカラー)


 

ロングのハチ下へのインナーカラー


 

 

インナーカラーの工程

①インナーカラーを入れる場所・明るさ・色味をカウンセリングで決めます。

 

②インナーカラーを入れる部分の髪を分け取ります。(ブロッキング)


③分け取った部分にカラー剤を塗布します。

※この時ホイルを使用することもありますし、ラップなどでカラー剤が余計な部分に接触しないように保護します。

 


④ 放置時間をおいて染まっているか確認したら(カラーチェック)、通常のカラーリングと同じようシャンプーブローをして終了です。

 

 

インナーカラーの特徴

2wayカラー

 インナーカラー最大の特徴は一見デザインカラーをしているようには見えない点です。

そのため職場や学校の規定であまり明るいカラーを出来ない方や、アレンジによって見せ方を変えたい場合などに効果を発揮します。

 

1ポイントカラー

 一見して見えない部分に施すデザインカラーですが、その分見せるときにはある程度の存在感が出るように、ローライトやハイライトと比べると比較的明度差の大きな色で染めていくケースが多いです。髪全体におけるアクセントというか、アクセサリーのような扱い方としても効果を発揮します。遊び心の高いカラーリング方法の一つです。

 


インナーカラーとダメージの関係

 前述したようにインナーカラーにおいてはある程度の明度差を必要とすることが多いため、通常のカラー剤であってもかなり明るめのカラーで。ベースの明るさによってはダブルカラーで施術をしていくことが多くなっています。

 明るくすればするほど薬剤のパワーも強くなりますので、必然ダメージの度合いも大きくなります。ただしカラーを施す部分が少ないため、全体に大胆なカラーチェンジを施す場合よりはダメージを抑えられるといえるでしょう。(詳しくは【デザインカラーとダメージの関係】をご参照ください)

 デザインカラーを施す分量と求めるデザイン性、ベースの状態のダメージ具合などをよくスタイリストと相談したうえでチャレンジしましょう。

 

インナーカラーの料金・時間

インナーカラーの料金設定は、ハイライト・ローライトのようにホイルの枚数で設定することは少ないです。

入れる分量にもよりますが、例えば襟足の毛先のみなどであれば通常のカラー剤で施術の場合¥3,000~5,000位。ブリーチを使用してダブルカラーなど施す場合は¥6,000~¥12,000位などの設定であることが多いです。

このほか根元や全体のカラーをする場合であれば、その料金がかかります。またインナーカラーのみの場合であっても、シャンプースタイリング代(¥3,000~¥4,000位)が別途かかると思いますので、不安な方は事前に確認しましょう。

 

 

インナーカラーをするにあたって

 インナーカラーは他のデザインカラーと違い、一見してデザインカラーをしているようには見えない点が最大の特徴であり、利点でもあります。シークレットカラーとしても遊び心ある大人のデザインカラーとしても楽しめると思いますので、興味のある方はぜひスタイリストと相談してみてください。

 

 

 

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