ヘアマニキュアは名前は同じでもネイルのマニキュアとは違います。
ネイルのマニキュアは溶剤に染料が溶けていて、空気に触れるとその溶剤は揮発します。そして固まることで、爪の表面に定着しますよね。
だから剥がせば元の爪のまま、染まることはありません。
しかし、ヘアマニキュアはイオン結合を利用し、髪の毛の表面と表面に近い内側部分に染料がつき髪の毛をコーティングしながら色を付けます。
表面的とはいえ染着しますので、部分的に剥がれるようなことはありません。
そしていわゆるヘアカラー(アルカリカラー)とはまったく違い、ヘアマニキュアは「酸性カラー」と呼ばれ、酸性でできています。なので髪の毛に負担をかけない代わりに、髪の毛を膨潤させたり元々持っている色素を除く効果がないので、明るくすることはできません。
染まってはいても、黒い髪は黒いまま。白髪や、ヘアカラーで色の抜けた状態の髪でしか色を見ることができません。
見え方のイメージ的には、カラーセロハンのような、透ける素材を重ねた時の見え方でしょうか。
白い画用紙の上に赤いカラーセロハンを重ねれば赤く見えますが、黒い画用紙の上においても黒が勝って赤い色を見えないような感じです。
それが、メリットでもありデメリットでもあります。
・髪の毛が傷まない
・髪の毛につやが出る
・肌が弱い方でもできる
・伸びてきた時になじみやすい
・色落ちがはやい
・明るくできない
・地肌からしっかり染めることができない。
・シャンプーした後タオルに色がつきやすい。
・白髪だけ染めたい人
・髪の毛をきれいに伸ばしたい人
・つやがほしい人
・明るくしたくない人
・ヘアカラー(アルカリカラー)で荒れる人
・カラーの色持ちを気にする人
・明るくしたい人