【デザインカラーってなに?】で簡単にご説明したように、部分的にベースの色より明るい部分をつくり、立体感や動きをつけるデザインカラーです。
このページではハイライト(メッシュ)を施したイメージや、施術工程などを詳しくご説明していきます。
このように実際の施術例としてはレングスや、ストレートなのか、ウェーブスタイルなのか、細めに入れるか太目に入れるかで見え方や効果が変わってきます。どんな印象を狙うのかで入れ方や枚数も変わってきますので、美容師とよく相談してみましょう。
※ここで言う「枚数」とは、ホイルの枚数であり、枚数が多くなるほどハイライトの分量も多くなります。お値段の基準になることも多いので、参考にしてください。
① カウンセリングでハイライト部分の明るさ・太さ・枚数(量)・場所などを決める。
②入れたい場所の髪を掬い取る。
③掬い取った部分をホイルに載せてカラー剤を塗布する。
④ホイルをたたんで、発色するまで時間を置く。
⑤カラーチェック(染まっているかどうか)をして大丈夫であれば、ホイルを外して通常のカラーと同じようにシャンプー・ブローをして仕上げです。
全体にまんべんなくいれることもありますが(フルヘッドといいます)、部分的に入れるだけでも十分にハイライトの効果を楽しむことが出来ます。
分け目や頭の頂点を起点として、最も表に出てくる部分と、多少動かしたりしても見えるようその下~ハチ上(こめかみより上、頭の横に出っ張っている部分)に入れる方法です。
少ない枚数でも見える位置に多く入る為、効率的にハイライトを楽しむことが出来ます。
生え際へのハイライトはダウンスタイルの時は見えづらいですが、サイドを耳にかけたり、アップスタイルの時には効果的に陰影をつけることができます。
ロングの方であれば、耳後ろ辺りからぼんのくぼあたりにハイライトを入れることで、巻き髪にしたり後ろ髪を体の前に持ってきたりしたときには、きれいに立体感が出てきます。
このようにいれる場所や分量などによって、効果的な見せ方を狙うことが出来ます。
とはいえ、実際にやってみないと感じがつかみづらいようでしたら、まずは少なめの枚数からチャレンジしてみるのはいかがでしょうか?
ハイライトの料金はお店にもよりますが、手軽なところでホイル一枚あたり¥500くらいの少なめの枚数で¥2,000~3,000ぐらいから、全体で¥9,000~15,000ぐらいの設定が多いかと思います。この他に根元やハイライト部分以外も染める場合は、その料金も。またカラーリングのみの場合はシャンプー・ブロー代が別途かかることもありますので、不安な方はご確認するとよいでしょう。
施術時間としては、20~30枚位であれば通常のカラーリングと同じ位。40枚以上では通常のカラーに+20~40分ほど目安として見て頂くとよいでしょう。
ただし実際の施術時間に加えて、事前のカウンセリングが重要になってきますので、お時間的には余裕を見てのご来店が望ましいです。
ハイライトに限らずですが、初めてデザインカラーをされる方はまずはどんな頼み方をしたらよいのかわからない。という不安もあるかと思います。予約の際などにその旨「デザインカラーをしてみたい」など伝えておくと、明確なビジョンが決まっていない場合でも、美容師が相談に乗ってくれると思います。
いつもとちょっと違うカラーにぜひ挑戦してみてください。