Q.デジタルパーマと普通のパーマの違いは?

デジタルパーマと普通のパーマの特徴をあげてみましょう。

<デジタルパーマの特徴>

【メリット】

・パーマの持ちがよい

・パーマのかかりづらい方でもかかりやすい

・縮毛矯正している方でもかけやす

・アイロンで巻いたような仕上がりになる。

・髪の毛が乾いている状態の時が一番ウェーブが出る。

・カールが欲しい部分にだけ薬剤をつけられる(余計な部分にはつかない)

  

【デメリット】

・通常のパーマより時間がかかる

・パーマより料金が高い

・細かいウェーブがかけられない

・施術中、頭が重い

・熱でかけるので少し毛先が硬くなりやすい

  

デジタルパーマは、縮毛矯正の工程と似ています。

① 1液(液状ではなくクリーム)をつけます。(クリームがついているところにしかウェーブはかかりません。)

② お客様の希望のカールに合わせたロット(ロットとは、カールをつける道具)で巻いていきます。巻き終わったらデジタルパーマの機械とロットをつないでいきます。ロット一本一本が温まり熱でパーマをかけていきます。

③ ロットをはずすとすごく、クルクルになっていますが、それで仕上がりではないので安心してください。次に2液をつけてカールを固定します。

④ お流しをして、乾かかすのですが、パーマと違い髪の毛が濡れている時よりも、仕上げた後のほうがウェーブが出ます。

 

<パーマの特徴>

 【メリット】

・髪の毛は、濡れている状態が一番ウェーブがでます。

・少しの間パーマスタイルを楽しみたい時などイメチェンしやすい。

・ふわっと柔らかい質感

・くせ毛風にしたい時などかわいくかけれます。

 

【デメリット】

・健康毛の方はかかりづらい。

・デジタルパーマほど持ちはよくない。

・縮毛矯正をかけているとかかりづらい

 

① ロットを巻きます

② 1液をつけます。(髪の内部のつながりをゆるめます)

③ 2液をつけます。(ゆるめたつながりを固めることで、ウェーブがつきます)

 

<パーマの様々な進化>

 パーマ、デジタルパーマ(ホットパーマ)という分類だけでなく、最近の1液は従来の医薬部外品にあたる 「パーマネントウェーブ溶剤」 ではなく、化粧品に分類される 「カーリングローション(コスメ系)」 と呼ばれるものが主体となっていて、髪への負担も穏やかであったり、刺激が少ないものが多くなっています。

(B-dash AVEDA、B-Prime AVEDAでもこのコスメ系を基本的に使用しています)

その他にもパーマをかける際の薬剤(ローション)はアルカリ性で、髪への負担は避けられなかったのですが、今はアルカリ性ではなく酸性でもかかるものも出てきています。

遠赤外線で直接加熱するのではなく、事前に加温スチームで浸透しやすくするなどなど、様々な進化を遂げています。

 

 

もちろん、髪質や髪の毛の状態でかかりやすい、かかりにくい。スタイル的に向いている向いていないはあるので、美容師さんと相談してスタイルを決めてくださいね。

 

 

パーマがとれやすい髪にパーマをかけるには】こちらもぜひご参照ください。

 

 

 

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