Q.正しいシャンプーの洗い方とは?

まず、シャンプーは髪の毛ではなく頭皮を洗っていきます。

 

これを言うと、「え。そうなの??髪の毛じゃないの!?」の驚かれる方もいると思いますが、シャンプーをする目的としては、頭皮から分泌する皮脂や老廃物を洗い落とすのが目的です。

 

また、シャワーのお湯は38度くらいがベストです。熱いお湯で顔を洗うのが良くないように髪の毛も熱いお湯で髪を洗うのはNGです。熱いお湯で洗われると髪の毛が膨張しやすく、キューティクルが立ちダメージの原因になります。

 

それでは、1つづつ順番に説明していきます。

 

ただしいシャンプーの仕方

 次の4ステップでシャンプーを行うと、しっかり汚れが落ちて、頭皮を健康に保つことができます。

 

①   しっかりお湯で予洗いをする。

お湯でしっかりゆすぐと髪の毛に付着しているほこりや頭皮の皮脂汚れの大半は落ちます。

 

この時、ポイントなのが爪をたてて、ごしごししてはいけません。頭皮に指の腹を当て優しく動かします。

髪の毛が十分に濡れていないと泡立ちが悪くなってしまう場合があります。

 

②   適切なシャンプーの量を守る。

シャンプーの量は髪の毛の長さや髪の量にもよるとは、思いますがミディアムまでで1プッシュ、ロングの方で1プッシュ半を手に取ったら、髪の毛につけるのではなく頭皮につけます。

 


③   シャンプーは指の腹でマッサージ

軽く泡だてをして泡がたったらゴシゴシするのではなく、頭皮に指の腹を当て、指を頭皮から離さないようにマッサージをすると良いです。

頭皮は、畑とおんなじで土壌作りをしっかりすると健康な髪の毛が生えやすいので、マッサージをして血行を良くすると良いです。

頭皮を動かすイメージでマッサージをしてください。

 

特に髪の毛にワックスなどついていない場合は、頭皮を洗ったシャンプーが流れていくだけで十分落ちます。

 


④  しっかりとすすいで頭皮に残さない

 ①と同様、優しく指の腹を頭皮に当て優しく動かします。

ロングの方や髪の量が多い方は、頭頂部が流し足りない方が多いのでしっかりと、お湯で流しましょう。

シャンプー剤が残ったままだと毛穴のつまりの原因になってしまいます。

 


トリートメントは次の5ステップの手順で行うと美髪に効果的です

⑤ 髪の水分を軽くとりましょう

トリートメントなどをつける前に、髪の水分を軽く取りましょう。

水分があまり多いと、トリートメントが流れやすいのと、髪の内部が水分で飽和してトリートメントの浸透が悪くなります。

 

⑥ 適切なトリートメントの量を守る

 トリートメントの量は、髪の長さや量にもよりますが、ミディアムなら500円玉くらいが適量です。

 

トリートメントは、多くつければいいというものではありません。量が分からなければ、ご来店の際に美容師にお話いただければ、お客様の髪質を考慮に入れて、適切なアドバイスを致します。

 

つけるポイントとしては、毛先から中間にかけてつけていきます。髪の毛は、根元にいくにつれて健康で毛先が一番ダメージを受けています。

 

⑦ 頭皮にはつけない

 この時、注意するのが頭皮にはつけないことです。せっかくシャンプーで毛穴をきれいにしたのにトリートメントをつけてつまらせてはいけません。

 

先ほども伝えたとおり根元は、健康なので基本トリートメントは必要ないです。

 

⑧ コームでなじませる

トリートメントを中間から毛先につけたら、目の粗いコームでとかすのもいいです。髪の毛は量が多くなかなか、すべての毛にトリートメントをいきわたせるのは困難なので、なるべくコームを使ってトリートメントを全体にいきわたらせましょう。

 

⑨ 蒸しタオルもグッド

この後に蒸しタオルなどで髪の毛を包むのがより効果的ですが、なかなか時間を置くのが難しいという方は、先に髪の毛を洗ってトリートメントをし、そのままクリップやタオルで包んでから体を洗うなど工夫をして少し、置いてあげてください。

置く時間は、3~5分程度で十分です。

 

⑩ トリートメントのすすぎ方

最後のすすぎは、流しすぎないように注意しましょう。ぬるぬる感がなくなれば大丈夫です。すすぎ過ぎてしまうと、せっかくのトリートメントの効果が半減してしまいます。

 

ロングな方や、ダメージ毛の方は、コンディショナー、リンスではなくトリートメントを毎日使うことをお勧めします。

 

リンスは髪の毛の表面をコーティングし手触りをよくするものなので、時間を置いても置かなくても髪の毛の内部には栄養が入らないので置かなくていいです。

コンディショナーは、リンスよりも保湿効果が高いもので役割としてはおんなじです。

 

まとめ

以上が、正しいシャンプーの洗い方と、正しいトリートメントの仕方でした。

 

わからない点があれば、サロンにお越しの際に、担当美容師にご相談下さいね。

 

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